Craft
伝統技術
琵琶湖のほとりで育まれた伝統技術と、
現代のクリエイティビティを融合させた蒟蒻麻絲Tシャツ。
伝統技術を未来へとつなぎ、新しい価値へと紡ぎ、現代に躍動させる──
私たちは、職人たちが築き上げた歴史を尊重しながら、
それを次の世代へと引き継ぐ使命を担っています。
一つ一つの工程に込められた職人の技術と情熱を通じて、
歴史を纏いながら、現代を軽やかに駆け抜ける製品をお届けします。
コンニャク糊付け加工
有限会社ユニフル
創業以来110年以上糊付け加工一筋の有限会社ユニフルで、麻糸に「コンニャク糊付加工」。


食材としても使われている天然素材のコンニャク芋を使い、職人の指先の感覚をたよりに糊の濃度を調整し糸の表面に均一にコーティング。この加工によって、湖東産地特有の冷涼感やシャリ感といった独自の風合いが生まれます。


麻糸の特性をより引き立てるこの技術は、産地にとって欠かせない存在ですが、現在この加工を担っているのは湖東地域でもユニフル1社のみ。国内でも対応できる企業はごくわずかという、非常に希少な技術です。


染色・柔軟加工
澤染工有限会社
澤染工有限会社の公式サイトへ
創業1930年。独自の染色技術を磨けあげ続けてきた、澤染工有限会社で染色。
今回Tシャツの染色に施したのは、特殊な染料を使って、麻の糸の表面のみを染色する澤染工独自の技法「ル・ポワン染め」。


内側に白さを残すことで、立体感と奥行きが出て、麻の自然な風合いを引き出す、独自のテクスチャーと高品質を実現。


ル・ポワン染めを施した麻を使っていくと、程よい落ち感でカッコイイ経年変化を楽しんでいただけます。




クール加工とは、大長オリジナル技術。1日にできる加工時間が限られ、メーター数も限られる希少性の高い加工方法。繊維の表面が滑らかになり、光沢感・清涼感のある肌触りになります。


麻×コンニャク糊加工に加え、クール加工を施すことで、触った瞬間にこれまでの麻との違いを感じていただけるひんやり感と美しい光沢の生地になりました。




熟練の技術を持つ職人たちが、一つ一つ丁寧に作り上げていきます。


細部までこだわり、Tシャツの裾はアメリカンヴィンテージと同じ縫い方を取り入れました。
本体部分は麻100%ですが、リブに綿100%を起用。耐久性を高めています。


クリエイティブディレクション・手捺染
株式会社おおまえ
株式会社おおまえの公式サイトへMizutani Shinya
Mizutani Shinyaの公式サイトへ1000年以上続く、柿渋染め・暮染めなどの伝統技術を進化させ、新しい表現を追求する株式会社おおまえによる手捺染(テナッセン)。


ストリートカルチャーをテーマにT-Shirts表面に躍動感のあるデザインを制作。
体温により色が変化する染料を調合し、職人が1枚1枚型で染め上げています。


世の中に1点しかない、オリジナル製品を作り上げていきます。

